ビブリオバトルで推し本アピール

 「第8回広島工大ビブリオバトル」が10月26日、全国大学ビブリオバトル2022の地区予選として、本学キャンパス三宅の森Nexus21のスカイテリアで開かれました。学生5人がイチ推しの本を手に、集まった学生や教員たち51人に向けて作品の魅力をアピールしました。
 まず附属図書館長の本多康作准教授が「本日は非常に興味深い本について5人が語ってくれます。一緒に楽しみましょう」とあいさつ。続いて企画・運営に携わる図書館学生アドバイザーの大学院生が公式ルールと全国大学ビブリオバトルレギュレーションを読み上げて、趣旨を説明しました。
 緊張の面持ちで発表に臨んだ5人は、5分間の持ち時間内に観客の心を引き寄せようと話しぶりも次第に熱を帯び、自分らしさを出しながら本の魅力を伝えました。観客から出た本や著者に関する質疑などに丁寧に答えていました。
 観客はスマートフォンでQRコードを読み取った画面から「一番読みたい本」を選び投票しました。最多の得票数で「チャンプ本」を獲得したのは、本学大学院工学系研究科機械システム工学専攻2年の鎌田壮平さんが紹介した「リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間」。鎌田さんは11月12日に広島大学霞図書館で開かれる地区決戦に出場します。
 全国大学ビブリオバトル2022は3年ぶりの開催となります。11月12日の地区決戦でチャンプ本を獲得した学生は、12月25日に千葉県浦安市の明海大学で開かれる本戦でファイナルステージに挑みます。

     本の魅力を伝えるプレゼンテーションを熱心に聴く観客の学生たち

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